ＧＳＸ１１００ＳＹ　ファイナルエディション（国内仕様：９５ＰＳ）　をＧＳＸ１１００ＳＭ〜ＳＬ　アニバーサリー（輸出仕様：１１１ＰＳ）に変更カスタムします。

今回は「ノーマルスタイルそのままで、フルパワー化」というオーナーの意思に応じて、全ての部品（スピードメーター除く）を純正部品活用で、行いました。

点火系の３種類　１：イグナイター　２：シグナルジェネレーター　３：ガバナ　の、純正新品部品です。

ノーマル点火装置です。　デジタル進角装置で、ピストン速度（エンジン回転）に合わせた点火タイミングをマイクロコンピューターで計算し、理想的な点火位置を決めている装置です。（サービスマニュアル抜粋活用）

この画像は輸出モデル（ＳＥ）のクランクシャフト端部です。（アニバーサリーでは有りません）

組付けた　ガバナ＆シグナルジェネレーターです。　エンジン回転数によって生じる遠心力にて、ガバナが変動して作動し、点火時期の調整が行われています。

イグナイターの交換です。　国内ノーマルイグナイターと同じ所に加工修正して取付けようと思い、バッテリーケースを外したところ・・・

なんと、ファイナルエディション用バッテリーケースはイグナイター２種類（国内モデル＆輸出モデル）両方共取付け出来る様に、ネジ部分が２つ有るではないですか！　きっと部品統合をしているのでしょうね・・・　　さすがスズキ、私は大好きです♪

ファイナルエディション用バッテリーケース横に、輸出用イグナイターはピッタリと納まりますよ♪　配線カップラーの長さがそれぞれ異なってきますので（イグニッションコイル側）加工修正を行います。