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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その三十
GSX1100SL エンジンオーバーホール

 

 

@エンジン分解

Aエンジン組立て

@エンジン分解

フレームNo:GS110X−103***  メーター距離は66,386km 北海道も、走り続けているアニバーサリーカタナです。

オーナーホームページ‘Who are you!? 風 are you!!’のツーリングレポも楽しいですよ♪

 

シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れです。

フロントフォークからのオイルシール不良も有りました。

シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れにより、ヘッド部分も多量の汚れが有りました。 今まで‘プラグ交換時’等に、不具合が無くて良かったです。

シリンダーヘッドバルブ側のカーボン付着状態です。

ピストンヘッド側のカーボン付着は、少ない方でした。

エンジンを降ろします。

ピストンの摩耗を調べます。

メーカー基準:71,945〜71,960 摩耗限度:71,880 です。

4個のピストンは全て、メーカー基準値内でした。

シリンダー摩耗を調べます。

メーカー基準:72,000〜72,015 摩耗限度:72,080 です。

1気筒で6箇所(前後&左右の上・中・下部分)の4気筒部分=24箇所が全て、メーカー基準値以上に摩耗しています。

オーナーとの御相談の結果、メーカー純正‘ワンオーバーサイズ’(0,5)ピストンセットを、利用する事にしました。 メーカー純正の場合は、このピストンよりまだ上の‘ツーオーバーサイズ’(1,0)も存在しますので、まだまだ何時までも同じシリンダーのボーリングで、走り続ける事が出来ます。
エンジンクランクケース右側(クラッチ側)からの分解を行います。
左側の分解です。この車輌のジェネレーター配線キボシは焦げています。
クランクケースは上下分解での組合せになっています。 クランクケース上部を下側(クランクケースをひっくり返します)にして、下側クランクケースを外します。
比較的綺麗な、クランクケース内部でした。
 

・原付〜リッターバイクまで、長年使用されてきたエンジンをリフレッシュしませんか?  

・カタナエンジンに関しては カタナ・マスターブック:P93〜122に、レーサーチューンエンジンオーバーホール内容 

・ロードライダー:2004年11月号のP43には、当店舗でのフルオーバーホール&チューンエンジンのコンプリートカタナが掲載されています。

バイカーズステーション:2004年12月号のP32には、エンジンオーバーホールアンケート返答内容が掲載されています。

・当店舗では、ヨシムラ商品の通信販売も行っていますし、エンジンオーバーホールは常時受け賜っております。 車輌&エンジン単体どちらの状態でも持込み可能です。何時でも御問い合わせ下さい。

   

 

 

 

 

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