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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その二十七
SRX600 カムシャフト交換 

 

 

@腰上分解

A組立て

 

@腰上分解

今回エンジンのカムシャフトを‘ヨシムラステージ2’に交換する事になったSRX600・セル付きタイプです。  

フレームNo:3SX−037*** 初年度登録年月:平成3年10月  メーター表示:30,138kmです。

現在車両には、FCR&ヨシムラマフラーが付いています。

エンジンには、オーナーに持込んで頂いたヨシムラST−2カムシャフト&強化バルブスプリングを組込みます。

吸排気系を全て取り外していきます。

SRX・・・  当店舗のリフトは、昔勤めていた会社工場のリフトと同じ物です。その上に、SRX・・・ とても懐かしく想いながら、作業をしていると嬉しくなってきます。 

シリンダーヘッドカバーを外す為に固定用ヘキサゴンボルトを外していきますが、一つのボルトが内部にて固定してあります。

カムシャフト・スプロケット&バルブスプリング、カムチェーン  シリンダーヘッド部分です。

ヘッドカバー自体が、カムシャフトジャーナルとなっています。

シリンダーヘッドを外し、ピストンヘッドの登場です。 大きいですね。

シリンダーヘッド、燃焼室です。

シリンダーヘッド、カバー部分。

カバー側にロッカーアームも付いています。カムシャフトとの当たり面に、不備は有りませんでした。

ピストンヘッドにも、カーボンがガッチリ固着していました。

インテークバルブ&エキゾーストバルブでは、インテークバルブの方がカーボン固着量は多いです。

ポートの中も、多量にカーボンが有りました。

マフラースタッドボルト&ナットが錆び付いていた為に、一本のボルトが折れました。
ナット溶接をして、スタッドボルトを抜き取ります。

   

 

 

 

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