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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その三
GAG

 

 

@スタート

Aエンジン分解

Bエンジン組立て

Aエンジン分解

パワーUP用のGAGエンジンを早速ばらします。

ローター側を外します。

クラッチ側を外します。

カムスプロケットカバーを外し、ローター&カムスプロケットタイミングの確認を行います。

シリンダーヘッドオイルライン通路です。

ヘッド&バルブ、共に傷が付いていました・・・

ピストンヘッドにも傷です・・・

あら? ローターを回転させても、ピストンが動かないぞ?? と思っていたら・・・

あちゃ〜〜〜 です・・・(T_T) 

最悪 

ローカーアームも磨耗しています。

↑GAGのエンジンは、クランクケース状態の確認も必要なので分解します。

ならばその組上げの時にバーディー80との組合せをする事に、急遽しました。

GAGと同じパターンでバラシます。 各部比較してご覧になってみて下さい。

バーディー80:ローター側を外します。

バーディー80:クラッチ側を外します。

バーディー80:カムスプロケットカバーを外し、ローター&カムスプロケットタイミングの確認を行います。

バーディー80:シリンダーヘッドオイルライン通路です。
バーディー80:シリンダーヘッドです、傷は無いですネ♪
バーディー80:ピストンは、通常通りに動きます。
バーディー80:ピストン&シリンダー問題は無しです ホッ♪

ピストン径は全然違いますねぇ〜  GAGの49,9ccとバーディー80の81,3cc とりあえず、今回はこの腰上流用で行います。

但し、ピン径が異なる(GAG:12mm&バーディー80:13mm)のでコンロッドも異なります=クランクシャフトも交換になります

左 GAG ボア径:39mm

右 バーディー80 ボア径:48mm

バーディー80ロッカーアームは大丈夫です。

カムシャフトの比較です。プロフィールの違いがありますネ。

左:GAG 右:バーディー80です。 

リフト量は、ほとんど同じでした。

バルブ径もバーディー80の方が大きいです。

カーボンの多さは、ビジネスバイクの町乗りの結果でしょうね・・・

完成予定は、このような組合せです。

GAGクランクケース&ミッション系+バーディー80クランク+腰上です。

予定はGAG&バーディー80クランクシャフトは流用出来るだろうから、バーディー80のクランクシャフトを活用するつもりだったのですが・・・・流用はダメでした(涙)  ストロークはGAG:41,8 バーディー80:45,0の違いが有るんです。

でも考えれば確かにそうですな、クラッチハウジングが違うんですから異なる部分は有りますネ。

最終的に‘バーディー80クランクシャフト’活用は出来ませんでしたが、GAG腰下のオーバーホールは行います。

 

クランクケースを分解します。

特殊工具‘クランクケース&シャフトリムーバー’を用いて、クランクケース右側を引っ張り上げて外します。

分解したクランクケース腰下部分。
 

・原付〜リッターバイクまで、長年使用されてきたエンジンをリフレッシュしませんか?  

・カタナエンジンに関しては カタナ・マスターブック:P93〜122に、レーサーチューンエンジンオーバーホール内容 

・ロードライダー:2004年11月号のP43には、当店舗でのフルオーバーホール&チューンエンジンのコンプリートカタナが掲載されています。

バイカーズステーション:2004年12月号のP32には、エンジンオーバーホールアンケート返答内容が掲載されています。

・当店舗では、ヨシムラ商品の通信販売も行っていますし、エンジンオーバーホールは常時受け賜っております。 車輌&エンジン単体どちらの状態でも持込み可能です。何時でも御問い合わせ下さい。

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