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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その二十四
GSX1100SBE エンジンフルオーバーホール

 

 

@エンジン分解

Aエンジン組立て

B腰上組み立て

Aエンジン組立て
洗浄終了したクランクケースの上下です。

オイルライン内の汚れオイルも全て取除きます。

クランクケース上下を、規定トルクで締付けます。              8&9mmボルト:仮締め1,3kgf・m/本締め2,2kgf・m             6mmボルト:仮締め0,60kgf・m/本締め1,3kgf・m

(クランクケース内部組込み部分は大幅カット致します)

完成したクランクケース部分

カムチェーンはアドバンテージレーシングカムチェーンを使用です。黒色エンジンの艶と金色チェーン、いい雰囲気を醸し出しています。

シリンダーヘッドを洗浄し、汚れ&カーボンを除去してから、バルブガイド交換、バルブあわせ 等のヘッド関係を行います。

KSR−2のベアリングはNTNの精密ベアリングを使います。

完成した、腰下(クランクケース側です)

オーナーから、ヨシムラ1135ピストンが届きました。シリンダーのボーリングは、ヨシムラへ依頼します。

オーバーホール中の、シリンダーヘッドです。バルブはIN側&EX側共に交換&バルブシート当たり面研磨です。バルブガイドも全て交換です。

今月号(2004年12月)の‘バイカーズステーション’もエンジンオーバーホール特集です。宜しければ一度御覧になって下さい、エンジンオーバーホールに関しての様々な情報収集が出来ると思います。

バルブオイルシールを取り付けていきます。

エンジン稼動中に、マフラーから白煙(オイル煙です・冬場の水蒸気煙では有りません)が出る時の原因の一つです。 一般に‘オイル下がり’と呼ばれているものです。このオイルシールの不良が原因で特に‘エンジン始動時’に多くのオイル煙が出ます。

バルブスプリングを組付けていきます。

バルブスプリングは、内側&外側の2本合わせです。 スプリングピッチもそれぞれのスプリング両方が、上側&下側でピッチ(隙間)が異なります。

完成した、シリンダーヘッド

キャブレター調整中のKSR−U

エンジンの腰下=クランクケース側を、先にフレームに載せます。
 

・長年使用されてきたエンジンをリフレッシュしませんか?  カタナ・マスターブック・P93〜122には、レーサーチューンエンジンオーバーホール内容、ロードライダー・2004年11月号のP43には、当店舗でのフルオーバーホール&チューンエンジンのコンプリートカタナが掲載されています。バイカーズステーション・2004年12月号のP32には、エンジンオーバーホールアンケート返答内容が掲載されています。

・当店舗では、ヨシムラ商品の通信販売も行っていますし、エンジンオーバーホールも常時受け賜っております。 車輌&エンジン単体どちらの状態でも持込み可能です。何時でも御問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

  

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