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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その二

3型エンジンクランクケース
オーバーホール

 

@エンジン取り外し

A腰上分解

Bクランクケース分解

Cジャーナルメタルあわせ

Dエンジン載せ

EキャブレターO/H

Cジャーナルメタル合わせ

クランクケースの後ろ(背中側)に、クランクケースとクランクシャフトのジャーナル部分のクランクメタルを選択する為の記号があります。このクランクケースは全て‘B’でした。

クランクシャフトジャーナルのオイルクリアランス=0,020〜0,044mm

コンロッド大端部分の側面に、コンロッドとクランクシャフトのコンロッド大端メタルを選択する為の記号があります。今回のコンロッドは全て‘2’でした。

コンロッド大端部のオイルクリアランス=0,032〜0,056mm

クランクシャフトの端のウエッブに、クランクシャフト側のメタルを選択する為の記号があります。画像の上側に有るのが、コンロッド用(すべて‘2’) 下側に有るのが、クランクケース用(BCBBCB)です。

これらの記号の組み合わせで、必要なメタルを選択します。

コンロッド大端部分用のメタルベアリング。上下のメタルベアリングの形状は同じです。
メタルベアリングを交換して、組み上がったクランクシャフト。
クランクケースとクランクシャフト部分のメタルベアリング。クランクケース部分のメタルベアリングは上下で形状は違います。
真中の金色の穴部分からのオイル潤滑で、ピストン〜コンロッド〜シリンダー壁〜メタル等のピストン周辺の潤滑及び冷却等のオイル本来の仕事を行います。油冷エンジンへの過渡期状態のエンジン内部機構です。

組み付け後のクランクケース。 

(メタルベアリングの選択方法、コンロッド分解組み立て方法、クランクシャフトスラストメタル選択方法、ギア部分の組み立て方法、クランクケースの組み立て方法、等につきましては大幅カット致します。画像もピンぼけになりましたが御許し下さい。)

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