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Cエンジン完成
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ピストン組み付け
ヨシムラピストン、74パイ鍛造の1135ccです。今回のオーバーホールで、ピストンリングを新品交換しました。 リングの合口は基本的にトップリング〜オイルリングをそれぞれ120度ずらします。オイル上がりを防ぐためです。リングの合口が全て同じ位置になると、シリンダー壁に付いているオイルがその通路を通ってしまいます。
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シリンダー組み付け
最初は2番 3番のピストンを上死点にして、先にシリンダー内に入れます。その後クランクを回転させて、1番 4番を入れます。
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強力なパワーの発生源であるピストン。圧縮と爆発行程の最前線で厳しい条件をクリアして生み出されたヨシムラオリジナルピストンキットです。
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カムシャフトの組み付け
エキゾーストカムシャフトから組み付けます。カムスプロケットの矢印をそれぞれサービスマニュアルに従ってあわせます。カムシャフトジャーナル部&ホルダには、グリス&オイルを充分に塗布します。
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次にインテークカムシャフトのカムスプロケット矢印と、カムチェーンのこま数をエキゾーストカムスプロケットの矢印と合わせて組み付けていきます。
今回はノーマルカムシャフトのままでの組み付けです。カムシャフトの取り付け詳細は、大幅カットしています。
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今回のカムシャフト組み付け方法は、一般的なカムシャフトの組付けかたです。 より一層精密なバルブタイミングで組付ける際には、ダイヤルゲージ
タイミングホイール等が必要になり、カムスプロケットの固定ネジ穴加工も必要になりますが、その方法はこのエンジンにヨシムラST−2カムシャフトを取り付ける時に再度UPします。 |
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完成したエンジン
このエンジンを積んだ‘ペガサスコンプリートカタナ’で、2003年4月20日 TIサーキットで行われた<春のモトルネッサンス>NKモンスタークラス:2位、8月7日<夏のモトルネッサンス>NKモンスタークラスで優勝しました。
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