新品クランクシャフトの測定を行います、１／１００mmでした。　元のクランクシャフトの振れは１３／１００mmでしたので、今回は交換となります。

ディグリーのエンジンは、クランクシャフトがバランサーを動かしています。（単気筒振動バランス低減の為）　　クランクシャフトとバランサーの合せマークを一致させて、クランクケース右側に仮組みします。

クランクシャフト右側のクランクシャフトベアリングにはスライドでクランクシャフトが入ります。　そのクランクシャフトを仮組みした状態で、クランクケース左側のベアリングにシャフトを引き込んでいきます。

クランクケース左に、ミッション関係を組付けます。

クランクケース右をクランクケース左に被せる様にして組付け、ボルト締めを行います。　クランクケース左右の間に、ガスケットをはさみ込みます。

カーボン除去したピストンに、新品リングを組付けます。

シリンダーを組付けます。

シリンダーヘッドを組上げます。

カーボン除去したヘッドに、バルブ＆シートの当たりを出し、光明丹を利用して当たり確認をします。　当然バルブもカーボン除去＆研磨しています。

ヘッドを載せた後、クランクケース左側を組付けます。

シリンダーヘッドにカムシャフトを組付けます。

インテーク＆エキゾーストカムシャフトのカムスプロケットに有るタイミング合せ線をシリンダーへッドの上面と平行合せします。（拡大画像で、ハッキリ映ります）