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Cクランクケース組立て
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クランクケース全面に、サンドブラストをかけます。 ‘細かく小さな砂’が、エアーガンから噴出す空気と共に一緒にノズル(噴出口)から吐きだされます。汚れが綺麗に除去されます。
この小さな砂が、クランクケース内に紛れ込まないように、マスキング(防御防砂処理)を行ないます。特にオイル通路に入り込まないように注意が大変必要です。
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綺麗になったクランクケースに、塗装処理を行ないます。
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クランクシャフトに、コンロッドを取付けます。今回のコンロッドジャーナルメタルベアリングは、1番〜4番なで、全て同じメタルカラー(グリーン)でした。
コンロッド番号=ALL‘1’番&クランクシャフト番号=ALL‘1’番
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コンロッド大端部、取付けナットを規定トルクで締付けます。
仮締め:120〜180 本締め:300〜340kg−cm
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カムチェーンは、アドバンテージ販売のレーシングカムチェーンを使用します。
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クランクケースのアッパーケース部分に、各部品を取り付けます。 Oリングや、カムチェーンテンショナー、ダンパー、オイルシール 等の消耗部品も全て交換です。
クランクケースジャーナルメタル部分は、大幅カット致します。種類がとても多いです。
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クランクケースのロアケース側に、液体ガスケットを塗布して、アッパーケースに被せて取付けます。 ミッションのシフトフォークの合わせ噛合わせが、一番
技術が必要です。
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クランクケース合わせボルトを締付けます。 6mmボルト&8mmボルトの2種類が有ります。 8mmボルトは、クランクシャフト廻り&セカンダリードリブンギヤ周辺(力の大きくかかる所)で、6mmボルトはその他の合わせ部分です。
本締めトルク:6mm 90〜130/8mm 200〜240kg−cm
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完成した、クランクケース。 GS650Gの心臓部分です。 やはり金色のカムチェーンは、いいですねぇ〜 美しさ&信頼性が非常に大きいです。
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