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ペガサスメンテナンスファイル 「刀道」
 

 

その十
GS650G リフレッシュオーバーホール

 

 

@エンジン降ろし

Aエンジン分解:腰上

Bクランクケース分解

Cクランクケース組立て

Dフレーム組立て

E腰上組立て

Aエンジン分解(腰上)

フルオーバーホール開始エンジンです。

エンジンNo:GS650G−120*** 約20年の御仕事、御苦労様でした・・・ これからリフレッシュ&元のパワー以上にパワーUPするので、暫らく休憩していて下さいネ♪

ヘッドカバーを外します。

カムシャフト&タペットには、、問題は有りませんでした。 スパークプラグも先に外します。

クランクケース左側カバーを外します。

クランクを回転させる為に、左ジェネレータカバーを外します。

クランクケース右カバーを外します。

分解前に、今の点火時期タイミングを調べて確認しておきます。

背面部品を外します。

カムチェーンテンショナーを先に外して、カムシャフトを取外します。セルモーターも取外します。

カムシャフト取外し

カムシャフトホルダーを外して、インテークカムシャフト〜エキゾーストカムシャフトを取外します。 750S〜1100Sと比較すると、カムシャフトホルダーの数が少ないですね。(650G:4個 750S〜1100S:8個)カムシャフト両端のホルダーの有無の違いです。

取外したシリンダーヘッド

2バルブシリンダーヘッドです。3番(画像上右から3番目)のエキゾーストバルブが白く焼けていました。(拡大画像は3&4番UPです) カーボンがいっぱいで、コテコテです・・・

シリンダー上面

空冷エンジンは、冷却の為に各シリンダー間に隙間が多く有ります。スタッドボルトが通る穴の多くは、シリンダー冷却フィンの穴です。穴の部分に小砂 等が残っている状態でシリンダーを外すと、クランクケースの中に砂が落ちてしまいます。外す前に充分に取り除いて、シリンダーを取外します。

 

シリンダーを外します。

ピストン&シリンダーには、傷は有りませんでした。しかし上面もカーボンが・・・ 2番(画像上右から2番目)のピストンリングも少し問題が有りました。

腰上部品

これから洗浄後、再度各部品を検査チェックしていきます。

 

 

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